砂のコンソールテーブル(砂漠の船)

テーブルトップに砂を入れた「砂のコンソールテーブル」です。
今回は今年2011年6、7月にシルクロードをテーマとした企画展に出品のため、砂を砂丘の様に起伏を付け中にオブジェを載せました。
本来「砂のコンソール」は石や花瓶、底が平じゃなくて台の上には立てられないようなものを砂の上に置き、周りの砂には色々な筋目を入れるなど石庭の様に飾る為に制作したものです。
これは砂の深さが深いので枝やドライフラワーなどを直に挿して立てることも出来ます。
集中しないと奇麗に砂に筋を入れることが出来ません。
筋目を入れることによって心を落ち着かせることも出来るものと思っています。

少々分かり辛いですが、脚と脚を繋ぎテーブルトップを支える幕板は下に行くにしたがい階段状に薄くなり、奥に入っています。

材料   楢、砂
仕上げ  鉄錆び染め
W=800  D=463  H=885

「砂漠の船」
中国タクラマカン砂漠は桜蘭の西100キロの小河墓、墓標の林立する砂丘の下には数百のミイラが舟の形の棺で眠っていました。
墓標は2種類あり、ひとつは男根を象徴する先の尖った形でその下には女性が、女陰を象徴する団扇の形をした墓標の下には男性が埋葬されていました。
4000年近く前にタクラマカン砂漠の東部のその地で暮らしていたのは遥かなヨーロッパからやって来たヨーロッパ系白色人種の人達でした。
彼等は死後、船に乗って新たな世界へと旅立っていったのです。