OPPAIの小椅子

	座面と背と脚をチェリー材で、背の支柱をビーチ材で制作しました。 サイズは5歳児用の大きさです。

おっぱいは愛情を象徴するものだと思います。 お母さんからその愛情をたっぷりと受けとった子ども達はそのおっぱいを卒業し、やがて他の人たちに沢山の愛情を注ぐようになります。 でも十分に得ることが出来なかった子供達は、それを渇望する欲求だけが背後霊のようにいつまでも付き纏い、それから免れる事は至難です。 そして、その欲求が大きければ大きいだけ、生きていく中で沢山の問題を引き寄せる事になるのだと思います。 イーゲルハウスでは手触りを重要な要素として物作りをしています。 このおっぱいの小椅子は滑らかに気持ちよい手触りに仕上げました。 これを撫で回す事で気持ちが穏やかになって欲しいという思いで制作しました。 ただ、それで小さい時に得られなかったものが満たされる訳ではありませんが。

	名前の通りおっぱいをイメージした小椅子。 チェリー材から滑らかに削り出しました。 塗装はオイルフィニッシュです。